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【2018年ラオス訪問記 DAY3】

 

ラオスでは今現在様々な取り組みをされているコーヒー農家の方がおり、

 

複数の品種、複数の精製方法に取り組んでいる方が多くいらっしゃいます。

 

 

その中でも、

 

若手の農家さんで精力的に活動されている

 

 

『シット』さんのところへ行ってきました。

 

両親もコーヒー農家の彼女は、

 

私たちと同年代の25でありながら

 

非常に質の高いコーヒーを作っています。

 

 

収穫したコーヒーチェリーから、

 

“熟した赤いチェリー”と“未熟な緑や黄のチェリー”を

 

しっかり分けています。

 

 

未熟な豆は、甘味が弱いほか、青臭い風味があり、

 

出来上がったコーヒーのクオリティを下げてしまします。

 

チェリー仕分け、大切です。

 

 

 

また彼女は、

 

フィリピン・東ティモールで

 

有機肥料の作り方を学び、

 

家畜の糞などから肥料を自作しています。

 

ここまでできる若者は、そうはいません。

 

素晴らしき、循環型農業です。

 

 

 

 

コーヒーチェリーの精製工程においても、ウォッシュドプロセスという精製が一般的なんですが、

 

彼女は敢えて手間のかかるハニープロセスに挑戦していました。

※ハニープロセスとは、果肉を取ってすぐに乾燥させる工程で、ウォッシュドよりも乾燥させにくい。

 また発酵もするので、乾燥に斑があると腐りやすい。

 

それはやはり、消費国に合わせているからです。

 

日本を始め欧米諸国では、ナチュラルやハニーといった発酵工程のあるコーヒー豆が流行っています。

 

発酵工程があると、飲んだ瞬間の甘味が強く、鼻を通る余韻が長いんです。

 

 

そこでこの甘さをより楽しめると感じた

『ジャワ ハニープロセス』を

小ロットながら今回購入することに致しました。

 

 

 

皆さんもどうぞ楽しみにしていてください。

 

 

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